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『陰の実力者になりたくて! 04』感想・レビュー
向いている人や作品の魅力を紹介

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『陰の実力者になりたくて! 04』の感想・レビューです。

4巻は、オリアナ王国での潜入と、
そこで繰り広げられる陰の実力者プレイがしっかり見どころになっている一冊でした。
戦争の気配が漂う状況や、ローズを巡る不穏な流れなど、背景自体はかなりシリアスなのですが、
そこにシドが入ることで、やはりこの作品らしい面白さが強く出ています。

今回は、潜入ものらしい動きや、シドの傍若無人な振る舞い、そしてバトルの気持ちよさが特に印象に残りました。
そのうえで、この世界の秘密に関わる新しい設定も見えてきて、
シリーズ全体で見ても先が気になる巻になっています。

「強い主人公が裏で動く展開が好きな人」や、
「シリアスな状況の中でも主人公の独特なノリを楽しめる人」には、かなり相性のいい4巻でした。

目次

『陰の実力者になりたくて! 04』はどんな作品?

『陰の実力者になりたくて! 04』は、
オリアナ王国を舞台に、ローズとドエム公爵を巡る情勢の中で、
シドが自分なりの陰の実力者らしい立ち回りをしていく巻です。

戦争の気配が濃く、国の事情や陰謀が絡むため、物語の土台だけを見るとかなり重たい状況なのですが、
その中でも本作はシドの独特な行動によって、重くなりすぎずに読ませてくれます。

全体としては、
潜入劇の面白さ、陰の実力者プレイならではの見せ場、
今後につながる新しい設定がうまくまとまった一冊でした。
シリーズの続きが気になる要素も増えていて、物語がまた一段広がった印象があります。

発売日・著者・レーベルなどの基本情報を先に確認したい方は、こちらの記事をご覧ください。

向いている人

  • 潜入ものや裏で動く主人公が好きな人
    4巻はオリアナ王国での潜入シーンがしっかり見どころになっています。
    正面から突き進むだけではなく、裏側から場を動かしていく展開が好きな人には合いやすいと思います。
  • 強い主人公が好き放題に動く面白さを楽しみたい人
    シドの傍若無人ぶりは今回も健在で、シリアスな状況の中でも独特の気持ちよさがあります。
    主人公が場の空気を自分のものにしていくような面白さを求める人にはかなり向いています。
  • 陰の実力者ムーブをしっかり見たい人
    今回はまさに、オリアナ王国という舞台でシドが自分の理想の動きをしていく巻でした。
    この作品ならではの振る舞いを楽しみたい人には、かなり満足度が高いと思います。
  • バトルの見せ場が欲しい人
    潜入だけで終わらず、戦いの場面でもこの作品らしい気持ちよさがあります。
    強い主人公が見せ場を作る展開を楽しみたい人にも向いています。
  • シリーズの設定が広がっていく感覚を味わいたい人
    4巻では、この世界の秘密につながるような新しい要素も見えてきます。
    単発で楽しめるだけでなく、続きが気になる巻を読みたい人にも合うと思います。
  • アニメから原作に入った人
    中盤あたりには、アニメ1期1話に関わる話も入っていて、アニメから入った人には特に楽しい巻だと思います。
    「あの部分がここでつながるのか」と感じられるのも、この巻の魅力でした。

合わないかもしれない人

  • 主人公の陰の実力者ムーブ自体が苦手な人
    ここは4巻でも変わりません。
    作品の中心がシドの独特なこだわりにあるので、そこが合わないと楽しみにくいと思います。
  • シリアス一辺倒のファンタジーを求める人
    背景には重たい事情や不穏な展開があるのですが、
    読み味としてはやはりシドの独特なノリが強く出ています。
    重厚な政治劇や緊張感だけを求める人には少し違うかもしれません。
  • 主人公が追い詰められる熱戦を重視する人
    シドがかなり強いため、戦いは接戦のヒリつきよりも、
    圧倒的な側がどう場を支配するかの面白さが前に出ています。
  • 細かい理屈よりも、作品のノリを楽しむ作風が苦手な人
    本作は設定の面白さもありますが、それ以上にシドのノリを楽しめるかどうかが大きいです。
    そこに乗れないと、魅力を感じにくいかもしれません。

感想・見どころ

※本記事は作品内容に軽く触れています。未読の方はご注意ください。

『陰の実力者になりたくて! 04』の見どころは、
やはりオリアナ王国での潜入と、そこで展開される陰の実力者プレイのバトルでした。

まず印象に残ったのは、潜入シーンの面白さです。
4巻は舞台がオリアナ王国に移り、全体に戦争の気配や不穏さが漂っているのですが、
その中でシドがいつも通り自分の理想を優先して動くので、
緊張感一辺倒にならず、この作品らしい読み味になっていました。

特に、シドの傍若無人ぶりは読んでいてかなり楽しかったです。
普通ならもっと重たく描かれそうな状況でも、シドがいることで空気が大きく変わるのが本作の面白さだと思います。
今回もその良さがしっかり出ていて、潜入ものとしての面白さと、主人公の独特な魅力がうまく噛み合っていました。

バトル面でも、4巻は満足度が高かったです。
オリアナ王国での陰の実力者プレイは、シドのこだわりがよく出ていて、
ただ強いだけでなく、どう見せるかまで含めて楽しんでいるのが伝わってきます。
そうした見せ場を作る強者としての面白さは、この巻でもかなり魅力的でした。

また、4巻で良かったのは、単なるイベント巻で終わらず、
この世界の秘密につながる新しい設定が見えてくるところです。
ここは読みながら、「この要素が次巻以降でどう生きるのか」がかなり気になりました。
シリーズものとして見ても、先を楽しみにさせてくれる巻だったと思います。

個人的に印象に残ったのは、アニメ1期1話にあたる話が中盤あたりで入っているところでした。
アニメから入った人にとっては、ここが原作でどう扱われているのかを見られるのも楽しいポイントだと思います。
すでに知っている場面でも、原作の流れの中で読むとまた違った面白さがありました。

全体として見ると、4巻は
潜入劇の楽しさ陰の実力者ムーブの気持ちよさ今後につながる設定の面白さがしっかり詰まった巻でした。
背景には重たい話がありながらも、読後感はそこまで重くならず、むしろこのシリーズらしい楽しさが残ります。

そして、個人的にはシリーズの中でも特に好きな巻でした。
好きなシチュエーションがしっかり入っていて、シドの動きもかなり楽しめたので、
シリーズの中でも特に印象に残る一冊になりました。

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