会社のスキー旅行のバスが、乗っていた人々ごと丸ごと異世界へ——という人を食った掴みから始まる『世界最強の後衛 ~迷宮国の新人探索者~』。攻撃も防御も回復もこなす後方支援の万能職「後衛」となった主人公アリヒトが、仲間を後ろから支えながら迷宮国を駆け上がっていく異世界転生探索ファンタジーです。
このページでは、1巻から9巻までの読む順番、各巻の感想・作品データへのリンク、シリーズの魅力をまとめました。どの巻から読むか迷っている方の道しるべになれば幸いです。
読む順番:1巻から巻数順でOK/主人公:元社畜のアリヒトが後方支援職「後衛」で活躍/最新刊(当サイト掲載):9巻。1巻からの積み重ねで少しずつ強くなり、世界の謎も明かされていく流れなので、順番に読むのがいちばん楽しめます。
ポチップ
目次
読む順(おすすめ)
基本は1巻 → 2巻 → 3巻 → 4巻 → 5巻 → 6巻 → 7巻 → 8巻 → 9巻の巻数順でOKです。
このシリーズは、後方支援に徹するアリヒトが迷宮国の探索者として一歩ずつ序列を駆け上がっていく流れが軸になっています。前の巻で手に入れた装備やスキル、築いた仲間との関係が後の巻に効いてくるので、1巻から順番に読むのがいちばん自然です。
『世界最強の後衛 ~迷宮国の新人探索者~』シリーズはどんな作品?
『世界最強の後衛 ~迷宮国の新人探索者~』は、会社のスキー旅行のバスごと大勢が異世界へ送られるという、転生もののお約束を大きく外した掴みから始まる異世界転生ファンタジーです。
主人公アリヒトが就いた職業は、攻撃・防御の支援から回復までこなす万能職「後衛」。前線で剣を振るうのではなく、仲間を後ろから支えることで力を発揮し、迷宮国の探索者として序列を駆け上がっていきます。
巻を追うごとに、装備やスキルの細かな作り込み、迷宮探索の駆け引き、そして少しずつ明かされていく世界の仕組みが楽しめるのがこのシリーズの魅力です。
シリーズはこんな人におすすめ
後方支援・サポート型の主人公が好きな人
前に出て無双するのではなく、仲間を後ろから支えることで存在感を出していくタイプの主人公です。サポートに徹しながら活躍する立ち回りが好きなら気持ちよく追えます。
装備やスキルの成長要素をじっくり楽しみたい人
レベルアップや入手したものの吟味、スキルと装備の噛み合わせを考える過程が丁寧に描かれます。キャラクターの成長や準備の段階をかみしめたい人に向いています。
迷宮探索と世界の謎を追いかけたい人
迷宮国という舞台の仕組みは少しずつ明かされていきます。探索の駆け引きとあわせて、世界の輪郭を想像しながら読み進める楽しみがあります。
合わないかもしれない人
重厚でシリアスな物語を求める人
導入の状況はなかなか過酷ですが、語り口は軽妙で、深刻一辺倒の作品ではありません。重く硬派な異世界ものを期待すると肩透かしに感じるかもしれません。
ハーレム的な空気が苦手な人
主人公を囲むパーティは女性中心で、いわゆるハーレム的な雰囲気があります。そうした空気が得意でない場合は気になるかもしれません。
各巻リンク一覧(作品データ&感想)
各巻の感想レビューと、発売日・あらすじなどの作品データへのリンクです。ネタバレあらすじは既読の方の振り返り用に、初期状態で閉じた折りたたみにしています(クリックで開きます)。
1巻|バスごと大量転生という掴みから始まる、後方支援職「後衛」のアリヒトが迷宮国の探索に踏み出す導入巻です。(感想レビュー/作品データ)
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会社のスキー旅行のバスが乗客ごと丸ごと異世界へ転移するという、大人数が一度に巻き込まれる導入から始まります。主人公アリヒトが就いた職業は、攻撃・防御・回復までこなす後方支援の万能職「後衛」。
仲間を後ろから支える立ち位置で迷宮国の探索者として歩み始めますが、大勢が転移してきた理由や迷宮国の仕組みといった世界の根幹は多くが伏せられたまま次巻へ続きます。
2巻|迷宮から魔物が溢れ出す危機に立ち向かう、戦闘と装備選びの楽しさが一段と増す第2巻です。(感想レビュー/作品データ)
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ダンジョンものの定番であるスタンピード(迷宮から魔物が大量に溢れ出す現象)が発生し、街を守る戦いが大きな見せ場になります。装備の更新と手持ちスキルの噛み合わせを吟味して戦いに備える楽しさが増す一方、アリヒトは本巻でかなり強力なスキルを獲得します。
前巻まではチート臭さが控えめだった主人公の強さがここで一気に跳ね上がり、バランスが崩れてきたと感じるほどの性能を手にします。次巻が気になる引きで締めくくられます。
3巻|七番区へ進んだアリヒトたちの前に、魔物ではなく上を目指す探索者たちが立ちはだかる第3巻です。(感想レビュー/作品データ)
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ついに七番区へ足を踏み入れたアリヒトたちは、入ってすぐにあるトラブルを目撃します。それが今巻の中心になるかと思いきや、すぐに迷宮探索へ移り、『名前つき』の魔物と遭遇する展開に。
前巻から続くレベルアップや入手アイテムの吟味、スキルと装備の検討といった細かな設定の作り込みが引き続き楽しめます。さらに、七番区から上の番区へ上がる条件が『名前つき』を複数体討伐することだと示され、そんなに出てくるのかと驚かされる引きになっています。
立ちはだかるのが魔物ではなく上を目指す探索者たちの『同盟』である点も含め、人間側の思惑が絡む巻です。
4巻|七番区の全迷宮への挑戦権を得たアリヒトたちが、トップチームすら崩した『名前つき』との総力戦に挑む第4巻です。(感想レビュー/作品データ)
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物語の裏側を知るらしい人物が動き出し、アリヒトたちを見守る新たな監視役も現れます。本編では、これまで名前だけの存在だった七番区の序列上位者とついに対面し、戦利品の解錠や協力者の力を借りた装備強化を重ねて、次の探索への態勢を整えていきます。
舞台となる迷宮では、トップチームすら壊滅させた強力な『名前つき』と対峙し、味方が戦線を離れるほどの窮地に陥ります。いったん退いて入念に対策を練ったアリヒトたちは、切り札を用いてこの強敵を退けますが、敵はさらなる存在を呼び出し、戦いはなお続きます。最後はこれまで縁を結んできた協力者たちの助けで難局を越え、裏で糸を引く人物の気配を残して幕を閉じます。
5巻|六番区への昇格条件を満たし『奨励探索者』となったアリヒトたちが、保養地での休息へ向かう第5巻です。のんびり回かと思いきや探索や戦いが続き、エリーティアの過去につながる『白夜旅団』が動き出します。(感想レビュー/作品データ)
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プロローグは、エリーティアがかつて所属していた『白夜旅団』側の視点から始まり、彼女と「ある剣」をめぐる不穏な思惑が示されます。本編では六番区への昇格条件を満たし『奨励探索者』となったアリヒトたちが、これまでの戦いの後始末や報告、装備の更新をこなしつつ、ギルドの保養地での休息へと向かいます。
ところが休日のはずが思わぬ仕掛けで別の探索へと巻き込まれ、複数の『名前つき』との遭遇・戦闘が続きます。終盤は仲間の窮地に駆けつける大きな戦いを経て、その背後で糸を引いていた『白夜旅団』の刺客の存在が明らかになります。決着は持ち越され、その刺客を追う形で物語は次巻へと引き継がれます。
6巻|新たな秘神の力で『白夜旅団』の刺客の罠を切り抜けたアリヒトが、ギルドセイバーの要請を受けて五番区へ向かう第6巻です。新たな魔物を仲間に加えながら、エリーティアの悲願に近づく危険と隣り合わせの昇格の機会に挑みます。(感想レビュー/作品データ)
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迷宮の奥で新たな魔物を仲間に加えたアリヒトたちでしたが、謎の蝶がもたらす力によって生まれた『名前つき』に、追っていた人物が囚われてしまいます。これを退けて救出を果たすと、かねて示唆されていた協力要請を受け、いよいよ目的の五番区へと足を踏み入れます。
五番区では魔物の氾濫(スタンピード)への対処を求められ、ここでも強大な『名前つき』との激戦が繰り広げられます。その合間にアリヒトは特別な探索者として認められ、エリーティアの悲願にまつわる迷宮へ挑む足がかりを得ますが、彼女の友人をめぐる本筋の救出は次巻へ持ち越し。終盤はエリーティアが単独行動で窮地に陥りかけたところを主人公たちが救い出し、本命の救出を目前にして物語は次巻へと引き継がれます。
7巻|五番区での戦いでエリーティアを救い出したアリヒトたちが、その際に受けた呪詛に苦しむテレジアを救うため、呪いを解く手がかりを探して新たな探索へ乗り出す第7巻です。猿侯との決戦へ向けて装備と戦力を整えていきます。(感想レビュー/作品データ)
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『赫灼たる猿侯』からの撤退直後、猿侯に囚われた仲間を取り戻す算段を練るところから始まります。エリーティアの単独行動やこれまでの経緯も語られ、五番区の探索者や新たに出会う仲間たちの協力を得ながら、テレジアを蝕む呪詛の解呪法と装備・戦力を整えていきます。
調査に向かった迷宮では、物理が効かない魔物や髑髏姿の存在との交渉を経て、呪いを解く鍵を握る『ウィッチドクター』の人物と巡り会い、テレジアの呪詛を解く手がかりを掴みます。並行して別の『名前つき』との戦いでエリーティアが秘めた帝剣の力を解放して討伐を決め、職業そのものが変わる大きな変化を迎えます。終盤は入手した戦利品の開封が罠となって隠された迷宮へ飛ばされ、対峙した鎧の存在を退けて新たな仲間に加えつつ、猿侯との本命の決着は次巻へ持ち越されます。
8巻|テレジアを蝕む呪詛を解くため、解呪に必要な鉱石ホーリーストーンを求めて新たな迷宮へ挑むアリヒトたちが、いよいよ赫灼たる猿侯との決戦に臨む第8巻です。猿侯編がひとつの大きな区切りを迎えます。(感想レビュー/作品データ)
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前巻から持ち越された強敵との決着に向け、新たな仲間を迎えつつ、呪詛を解く鍵となる素材を求めて迷宮へ挑みます。道中で対峙した魔物が思わぬ形で力を貸し、アリヒトたちは解呪の手立てと装備強化を進めて、決戦の態勢を整えていきます。
クライマックスは、仲間が手分けして敵の拠点を攻略しながら挑む総力戦です。姿を変えて牙をむく強敵を、パーティ全員の力を結集して打ち破り、長く続いた一連の戦いが大きな区切りを迎えます。エピローグでは物語の鍵を握る人物が姿を見せ、次巻へとつながる余韻を残します。
9巻|赫灼たる猿侯との決戦を越えたアリヒトたちが、秘神の加護を受ける『白夜旅団』と本格的に関わり、加護を異にする者同士に避けられない『神戦』の存在を知る第9巻です。パーティ名を定め新たな戦力を整える準備を進めつつ、迷宮の深層で思わぬ試練に挑みます。(感想レビュー/作品データ)
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猿侯討伐を経て評価を高めたアリヒトたちは、秘神の加護を受ける『白夜旅団』と本格的に交わり、加護を異にする者同士に起こる『神戦』の存在を知らされます。本巻の前半は、パーティ名『銀の車輪(アリアンロッド)』を定め、新たな仲間や技能を整え、支援者たちと打ち合わせを重ねる準備の色が濃い構成です。
後半は迷宮の深層で強敵と対峙したことをきっかけに、パーティが特殊な力で各地へ引き離され、さらに肉体が若返るという異変に見舞われます。はぐれた仲間たちがそれぞれ強敵と渡り合いながら合流し、異変の元凶となった相手との決戦へと向かいます。
最終的には敵の力を逆手に取って異変を元へ戻し、姿を変えながら抗う相手を退けて戦いに決着をつけます。一方でエピローグでは、白夜旅団と『神戦』をめぐる思惑が水面下で動いていることが示され、来たる大きな戦いを予感させる引きで幕を閉じます。秘神や新たな存在など、多くの謎を残したまま次巻へ続きます。
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当サイト掲載の最新レビューは、9巻です。猿侯との決戦を越えたアリヒトたちが、秘神の加護を受ける『白夜旅団』と本格的に関わり、避けられない『神戦』の存在を知る巻を扱っています。パーティ名を定めて態勢を整える準備の時間と、迷宮深層で待ち受ける思わぬ試練が同居した一冊です。
→ 9巻レビューはこちら
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まとめ
『世界最強の後衛 ~迷宮国の新人探索者~』は、バスごと大量転生という人を食った掴みから始まり、後方支援職「後衛」のアリヒトが仲間を支えながら迷宮国を駆け上がっていくシリーズです。
装備やスキルの細かな作り込み、迷宮探索の駆け引き、少しずつ明かされる世界の仕組みが魅力で、賑やかな雰囲気と成長要素を気軽に楽しみたい人に向いています。
まずは1巻から順番に読むのがおすすめです。気になる巻があれば、上の各巻リンクから作品データや感想記事もあわせてご覧ください。
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