『Dジェネシス ダンジョンが出来て3年』シリーズまとめ
読む順・各巻リンク一覧・どんな人におすすめかを紹介

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『Dジェネシス ダンジョンが出来て3年』の読む順番、各巻の感想・作品データへのリンク、シリーズの特徴をまとめました。まずは結論を先に、そのあとで読む順や向いている人、各巻の見どころを整理しています。

なお本編とは別に短編集『Side Stories』もあり、特典SSのリライトや執筆秘話・SS解説まで含めて、シリーズの世界をさらに楽しめます。

読む順番:基本は1巻から巻数順でOK/初見:1巻から読む方が面白さが伝わりやすい/最新刊:11巻。前の出来事が後から効くシリーズなので、1巻から順に追うのがいちばんおすすめです。

目次

読む順(おすすめ)

基本は1巻 → 2巻 → 3巻 → …… → 10巻 の巻数順でOKです。

『Dジェネシス ダンジョンが出来て3年』は、途中巻から入るよりも、主人公・芳村の立ち位置や周囲の反応の変化、活動の広がりを最初から追った方が面白さが伝わりやすいシリーズです。

特にこの作品は、

・主人公が何を考えて動いているか・その行動が周囲にどう見えているか・少しずつ注目や責任が増えていく流れ・ダンジョン攻略が現実社会にどう影響するか

といった部分が積み重なって効いてくるので、1巻から読むのがいちばん自然です。

短編集『Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 Side Stories』は、本編09巻まで読んだあとに挟むと入りやすく、そのまま10巻へ進む流れも自然です。

『Dジェネシス ダンジョンが出来て3年』シリーズはどんな作品?

『Dジェネシス ダンジョンが出来て3年』は、ダンジョンが存在する現代日本を舞台に、芳村が未知のスキルや知識を武器に動いていく現代ファンタジーです。

この作品の面白さは、単純に「ダンジョンで強敵を倒す」だけではありません。

  • 検証して
  • 仮説を立てて
  • 手順や効率を詰めて
  • その結果として状況が大きく動く

という、理屈で積み上げる攻略の気持ちよさがあります。

さらに、探索の外側でも、

  • 世間の反応
  • 仕事や組織との関わり
  • 国家レベルの思惑
  • ダンジョンを巡る情報や制度

まで話が広がっていくので、「現代社会にダンジョンがあったらこうなるかもしれない」というリアル寄りの面白さも強いです。

スローライフを目指しているはずなのに、だいたいダンジョンが放っておいてくれない。そんなズレも、このシリーズらしい魅力だと思います。

シリーズはこんな人におすすめ

「ダンジョン×現代日本」の組み合わせが好きな人

探索そのものだけでなく、生活・仕事・世間の反応まで現代の延長として描かれるのが面白いです。

理屈で積み上げる攻略が好きな人

勢いで押し切るより、検証・考察・最適化を重ねて強くなるタイプの気持ちよさがあります。

主人公が淡々としているのに、結果的に周囲を巻き込んでいく展開が好きな人

本人は目立ちたがっていないのに、行動の結果として前に出ざるを得なくなる流れが印象に残ります。

探索だけでなく、組織や駆け引きの広がりも楽しみたい人

ダンジョンを巡る力学が見えてくるほど、物語の面白さがさらに広がっていきます。

長めのシリーズをじっくり追いたい人

前の出来事があとから効いてくるので、読むほど面白さが増していくタイプです。

合わないかもしれない人

最初からずっと派手な戦闘や強敵ラッシュを求めている人

盛り上がりはありますが、軸は戦闘そのものだけでなく、そこまでの積み上げにもあります。

説明や考察が多いと疲れやすい人

本作は「ちゃんと調べる面白さ」が魅力なので、情報量はやや多めです。

ひたすら癒やしだけのスローライフを期待している人

休む前に調べ始めてしまう主人公なので、穏やかに暮らしたい気持ちはあっても、なかなかそうは進みません。

短期決着のカタルシスを最優先で求める人

「解決して終わり」ではなく、その後に何が残るかまで描かれることも多いシリーズです。

まず気にしておきたい節目巻

長めのシリーズではありますが、ざっくり追うなら次のような流れです。

1〜2巻

作品の空気感や、理詰めの攻略の面白さが見えてくる序盤です。芳村という主人公の立ち位置や、「この作品はこういう方向で面白くなるんだな」という感触をつかみやすい範囲だと思います。

3〜5巻

ダンジョンの謎や周囲の注目が強まり、話の広がりが一段深くなってくる時期です。「探索だけでは終わらないシリーズ」という面白さが、かなりはっきり見えてきます。

6〜8巻

危機の規模がさらに大きくなり、ダンジョンの秘密や世界とのつながりも深まっていく時期です。攻略の面白さに加えて、その後の余波や立場の変化も印象に残りやすくなります。

9〜10巻

09巻でシリーズの重さと広がりが一段強まり、10巻ではその余波の中で各国や日本側の対応、ファンタジー金属の検証、ダンつくちゃん周りの話まで動いていきます。シリーズ全体のスケールと、この作品らしい「検証して積み上げる面白さ」の両方がよく出ている範囲です。

各巻リンク一覧(作品データ&感想・短編集含む)

各巻の感想レビューと、発売日・あらすじなどの作品データへのリンクです。短編集『Side Stories』も含みます。

  • 01巻|社畜生活を辞めてスローライフを目指した青年が、未知のスキルと知略を武器にダンジョン攻略の最前線へ巻き込まれていく巻です。(作品データ
  • 02巻|スローライフを夢見る元社畜の理系探索者が、最強スキルを駆使してダンジョン深層へ挑み、世界を揺るがす波乱に巻き込まれていく巻です。(作品データ
  • 03巻|最強スキルでダンジョンの謎に迫る元サラリーマンが、神との遭遇や新たな騒動を通じて、ますます世界の注目を集めていく巻です。(作品データ
  • 04巻|新たな碑文の謎を追うDパワーズが、行方不明者の手がかりと、ダンジョンに隠された大国のスキャンダルに迫る巻です。(作品データ
  • 05巻|注目を避けたい元社畜探索者が、怪人ファントムとして活動を始めるも、ますます騒動と活躍の渦中へ巻き込まれていく巻です。(作品データ
  • 06巻|横浜ダンジョンの危機的なモンスター災害に立ち向かう芳村たちが、仲間とともに世界規模の破滅を阻止しようと奔走する巻です。(作品データ
  • 07巻|ダンジョンの目的を知った芳村たちが、新たなスキルと仲間を得て鉱物資源の謎に挑み、驚愕の発見へ踏み込んでいく巻です。(作品データ
  • 08巻|不思議な果実を調べるためダンジョンへ再挑戦したDパワーズが、研究員を巡る思わぬ事件から森の王との危機に立ち向かう巻です。(作品データ
  • 09巻|プルトニウムを巡る危険な動きを追いながら、NYイベントや検証要素も同時に進み、シリーズの重さと広がりが印象に残る巻です。(作品データ
  • 10巻|核消失の余波で各国が揺れる中、ファンタジー金属の検証やダンつくちゃん周りの話も進む、情報量と広がりが印象に残る巻です(小冊子付き特装版)。(作品データ
  • 11巻|日本国民全員へのDカード配布後、各国の思惑が絡む社会の駆け引きと、願いを叶える都市伝説「ミサキサマ」の謎が動く巻です。(作品データ
  • Side Stories(短編集)|ホラー調からやさしい話まで、本編ともつながる多彩な短編を収録したファン向け短編集です。(作品データ

最新11巻のネタバレあらすじ(既読者・備忘録向け)です。未読の方は開かないでください。

🔒 11巻のネタバレあらすじを開く(クリックで表示)

プロローグのローマでの「ウケモチ・システム」を巡る場面から、物語は前巻の渋谷事件の後処理へと移っていきます。日本国民全員にDカードが配られた影響でダンジョン内のモンスターや魔結晶が消失し、オーブ取得に苦労する一方、米中をはじめ各国の思惑が絡む政治的な駆け引きが続きます。

中盤の軸になるのが、ネットで噂される都市伝説「ミサキサマ」です。三好の友人からの相談をきっかけに、願いを叶えるという鳥居の謎へ踏み込み、その過程で強敵と対峙したうえで、最終的に得たのはダンジョン内を移動できる「ゲートストーン」でした。

終盤は鳴瀬による碑文の解読からゲートストーンの作成・転移実験へと発展し、シリーズに新たな可能性が開けます。そしてエピローグの後日譚では、消えてしまった少年が戻ってくるものの、その出来事を覚えているのは当事者だけ——という余韻を残して幕を閉じます。

最新レビューはこちら

最新レビューは『Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 11』です(本編の最新感想として読めます)。

日本国民全員にDカードが配られた影響で社会が大きく動くなか、願いを叶える都市伝説「ミサキサマ」の謎にも踏み込む巻です。派手な戦闘よりも、各国の思惑や社会の駆け引きと、このシリーズらしい検証の面白さが前に出た一冊でした。

11巻レビューはこちら

関連レビュー:Side Stories レビューはこちら

まとめ

『Dジェネシス ダンジョンが出来て3年』は、現代日本×ダンジョンを、探索だけでなく検証・仕事・世間・制度まで含めて楽しめるシリーズです。

ただ強いだけの話ではなく、理屈で積み上げて状況を変えていく面白さや、主人公の立ち位置が少しずつ変わっていく面白さを味わいたい人に向いています。

まずは1巻から順番に読むのがおすすめです。気になる巻があれば、上の各巻リンクから作品データや感想記事もあわせてご覧ください。


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