ダンジョンが存在する現代日本。10年後の世界で社畜配信者をしていた主人公ハルカが、不思議な現象で10年前に時間移行する。未来の知識と社畜時代に培ったスキルを武器に、配信も人生もまとめて「やり直し」を始める——。
『【やり直し】最強ダンジョン配信者! 突然10年前の世界に戻ったので全てをやり直す! 1』は、もちぱん太郎によるHJ文庫の現代ダンジョン×配信ファンタジーで、2026年刊行のシリーズ第1巻です(イラスト:ふつー)。
配信・ダンジョン攻略・タイムスリップ・ざまぁ・クラフトっぽい要素まで——人気どころを“全部乗せ”でミックスし、未来知識で最短ルートを駆け抜けるテンポの良さが本作の持ち味。「このごちゃ混ぜがどう転がるのか」を楽しむ作品です。
総合評価 ★3.5|現代ダンジョン×配信×やり直し(タイムスリップ)×ざまぁ——人気要素を全部乗せした“ごちゃ混ぜ”を、未来知識チートとテンポで楽しく転がす、勢いのある第1巻です。
『【やり直し】最強ダンジョン配信者! 突然10年前の世界に戻ったので全てをやり直す! 1』はどんな作品?
主人公ハルカは、未来で得た10年分の知識を使い、強い装備や有能な仲間を最速で押さえ、悪い結末をたどるはずだった人を救っていきます。探索そのものだけでなく「どう見せて盛り上げるか」という配信ものの面白さもしっかり描かれます。
美少女剣士・沙月、精霊使い・真白といったヒロイン勢も、王道の綺麗さよりクセの強さが前面に出た“ぶっ飛び”寄り。王道テンプレを土台にしつつ、ノリの良さとごった煮感で押していくタイプの作品です。
発売日や著者などの作品データを先に確認したい方は、【やり直し】最強ダンジョン配信者! 突然10年前の世界に戻ったので全てをやり直す! 1からどうぞ。向いている人
現代ダンジョン×配信ものが好きな人
探索そのものだけじゃなく、「見せ方」「盛り上げ方」も含めて「配信で成り上がる」味がしっかりあります。
タイムスリップ(やり直し)で未来知識チートしたい人
10年分の先読みで、ルート取りや人助けが「最短距離」になっていくタイプ。
「ざまぁ」「最速ゲット」「有能人材確保」に弱い人
嫌な奴を見返しつつ、強い装備や仲間をテンポよく押さえていくのが気持ちいい回。
キャラが「ちょいポンコツ寄り」でもOKな人
ヒロイン勢が王道に収まりきらないノリで、そこが楽しい(ダメヒロイン耐性があるとニコニコできます)。
合わないかもしれない人
硬派に「攻略だけ」を読みたい人
配信・人間関係・救済・ざまぁ等、要素がいろいろ混ざっているので、一本槍を求めると違うかも。
1巻でスパッと区切りたい人
「始まった!」感のある1巻なので、続きが気になる流れになりやすいです。
感想・見どころ
※本記事は作品内容に軽く触れています。未読の方はご注意ください。
「現代にダンジョンがある日本」で10年後の社畜配信者だった主人公が、10年前へ時間移行して人生をやり直す——この導入がまず強く、購入の決め手になりました。配信・ダンジョン・タイムスリップ・ざまぁ・クラフトなど、いろんな味をミックスした作品で、「このごちゃ混ぜがどう転がるんだろう」という期待にしっかり応えてくれます。
ヒロインも個性的で、クール系かと思いきや言動が脳筋寄りの美少女剣士・沙月、おとなしそうに見えて内心はオタクみが強い精霊使い・真白と、王道の綺麗さより“ぶっ飛びの楽しさ”が前に出ています。ダメヒロイン的なノリに耐性があるほどニコニコできるタイプでした。
まとめ
1巻は、「現代ダンジョン×配信×やり直し」という人気要素を全部乗せにしつつ、未来知識チートのテンポと“ごった煮”の勢いで楽しく読ませてくれる、始まりらしい一冊でした。一本槍の重厚さよりも、いろんな味が混ざったエンタメ性で押すタイプです。
現代ダンジョンものや配信もの、やり直し系の気持ちよさが好きな人に特におすすめです。要素が多くて既視感を覚える場面はあるものの、「それでも楽しいじゃん」と思わせる勢いがあり、次巻が気になるスタートを切れた第1巻でした。